淋病の治療方法と治療薬

性行為によって感染する性病の一つに、淋病があります。
その淋病の治療において、現在日本で最も多く行われているのが注射による抗生物質の投与です。
簡単なことに、基本的には注射薬を1回打つだけで、淋病の治療は完了してしまいます。

注射は腕への静脈注射かお尻への筋肉注射です。
現在、主に淋病の治療に使われている抗生物質は2種類あり、静脈注射ではセフトリアキソン、筋肉注射ではスペチクノマイシンで、確実な効果が望める上に保険が適用されるので費用も抑えることが出来ます。

注射であれば一日で終わるのですが、実際の淋病の治療現場では飲み薬が処方されることもあります。
使われている治療薬はアジスロマイシンを主成分としているジスロマックというもので、日本では2009年に承認されました。
治療薬は色々出ているのですが、膀胱炎や風邪などの薬として馴染み深いクラビットも淋病には多少の有効性が認められています。
しかしクラビットでの淋病の完治率は20パーセントですから、使うとしても家で余っていたらダメもとで飲んでみる、というくらいであるのを知っておきましょう。

レボクインという抗生物質もありますが、これはクラビットのジェネリック薬です。
レボクインも淋病に対しての効果は認められていますが、淋病の細菌が耐性を持つのが早かったために効果がある人とない人に分かれます。
基本的には市販の薬では完治しないと考えるほうがいいですが、多忙のために病院へなかなか行けないなどの場合にもしも家にレボクインなどがあれば、まずは試してみても良いでしょう。

ちなみにクラビットやレボクインなどの治療薬の副作用は吐き気や胃痛、下痢などです。
主成分であるレボフロキサシンは細菌の複製を行う酵素の働きを抑えて細菌の死滅に効果がありますので、早期の服用で感染症の悪化を防いでくれますが、副作用があることは事前に確認をし、服用の際には用法や用量はしっかりと守りましょう。

淋病にならないためにはどうしたらいい?

淋病は粘膜感染ですから、あらゆる行為が感染につながります。
まずは前提として、淋病に感染している人との性行為はコンドームをつけるつけないに関わらず行わないことです。
完治したと医者から判断されるまで性行為をもつのは待ちましょう。

淋病はキスやコンドームなしの性行為、オーラルセックスやアナルセックスなど色んな感染経路があります。
したがって、性行為をするのであれば予防は難しいのです。
しかし相手が淋病に感染していないかどうかは判らない場合が多いので、例えばキスはしない、フェラチオでもコンドームをつける、性器に直接触れない、最初からコンドームは装着するなどの努力が必要ですが、それでも完全に防げるわけではありません。

淋病など性病の予防の薬としてクラビットなどの抗生物質を予め飲んでおく、という手もありますが、淋病は薬に対しての耐性がどんどんついていくので効果がないことも多いにあります。
飲まないよりはマシということで服用するのは構いませんが、それで感染が完全に防げるわけではないと理解しましょう。

絶対淋病になりたくない、という方はそもそもキスを含む性行為、他人と粘膜をあわせるような行為はしないことです。
しかしそれは現実的ではありませんから、性行為の際にはコンドームをしっかりつけること、オーラルセックスやアナルセックスなどはしないこと、そして年に1回でも定期的に性病検査を受けることでしょう。
性病は完治してもまた感染することも多く、自覚症状に乏しいために放置してしまって悪化してから慌てて治療する、というパターンが多いです。
感染しても早期に発見し、治療をすることで健康を維持出来ますから、性行為を行うパートナーとも1度は話し合うことが必要です。

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