淋病になるとどんな症状が出るの?

細菌の一種である、淋菌に感染することで発症する性感染症が「淋病」です。
性感染症の中でも、感染頻度が高く、知らず知らずのうちに感染してしまっているという人も少なくはありません。
女性よりも男性の方が感染者が多く、いくつかの特徴的な症状があります。
なお、女性の場合は感染した自覚症状が見られないことが多いようです。

男性が淋病を発症した場合の特徴的な症状として挙げられるのが、激しい痛みを伴う尿道炎です。
また、痛みの他にも膿が出てくるということもあります。
女性の場合は、おりものの増加や不正出血、下腹部の痛みや成功時の痛みなどがあり、放置すると淋菌が体の奥に広がり重症化することも考えられます。

淋菌は性器以外にも感染します。
喉に感染した場合の症状は、喉の痛みや発熱があります。
ただし、これらの症状はすべての人に見られるわけではなく発症していても見逃されることも少なくはありません。

淋病に感染した人と性行為を行った後、その手で目をこすったりした場合には、淋菌が目に入ってしまうことがあります。
その結果として結膜炎になることがあり、その時の症状は、目の充血・目やに・眼痛・目の腫れです。
また、重症化した場合には失明する可能性もゼロではありません。
感染から発症までの時間も12時間から48時間と短く、両目ではなく片方に感染することもあります。

肛門性交を行うことで、肛門から直腸にかけて症状が見られる場合もあり主な症状は、肛門のかゆみ・不快感・下痢・腹痛・血便などです。
ただし、その他の場所に感染したときと同様に、人によっては無自覚であることもありますので注意が必要でしょう。

いずれにしても、パートナーが淋病になっている場合、高い確率で感染していることが考えられます。
そのため、自身に症状が見られない場合でも疑わしいことがあった場合には早めに専門の医療機関に相談をするようにしましょう。
病院に行くのが恥ずかしいという場合には、検査キットを利用するという方法もあります。

淋病の原因と感染経路

淋病の原因は淋菌に感染した人との性行為です。
あらゆる性行為による粘膜同士の接触により、感染が起こります。
主な感染経路としては、避妊具を使用しない状態での性行為・アナルセックス・ディープキスなどが挙げられます。

感染確率は、淋菌を持っている人と性行為を行った場合は30~50%ほどとされています。
この値は性感染症の中でも高い値です。
注意しなければならないのは、性器同士の接触ではなくても感染する可能性があるということでしょう。

また、中には公共のトイレや大衆浴場、共有で使用しているタオルが感染経路となることも考えられるようです。
ただし、これらの感染経路による感染については、それほど多く見られるものではありません。

その理由としては、原因である淋菌は高温・低温に弱いという生命力が低い菌であるため、粘膜から離れた状態で長時間生存することが難しいためです。
そのため、粘膜に付着している状態と比べると感染力は非常に弱くなります。

しかし、ストレスや体調不良などの理由により、免疫力が弱っているという場合には、このような弱い状態となっている菌にでも感染してしまう可能性があります。
もし、大衆浴場のように不特定多数の人が利用する場所を利用するという場合には、注意をする必要があります。
感染の予防方法としては、使用する前に洗うということです。

自覚症状の乏しい女性への感染ですが、出産時に淋病に感染していた場合、生まれてくる赤ちゃんに移ることがあります。
このような母子感染の予防方法として有効なのが、妊婦健診です。
適切な治療を受けることで、完治させることが出来ます。
最近は薬が効かない薬剤耐性菌も増えてきていますので、再感染には注意が必要です。

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